飼い主さん向け

亡くなった愛犬や愛猫の遺骨を使用してアクセサリーを作る人もいます。ペットの遺骨を使用してアクセサリーを作ることに法的な問題はないのでしょうか。結論を言うとペットの遺骨を使用してアクセサリーを作ることは法律上問題ありません。人骨の場合とは少し異なるのでこの点も解説いたします。

ペットが亡くなった際、主に火葬か土葬の選択肢があります。最近では訪問火葬の業者が増えていますが、飼い主さんによっては土葬を希望する場合もあります。土葬を行う時は自己所有の土地に深い穴を掘って行うことで、ニオイ等による近隣住民とのトラブルを避けることができます。

ペットと一緒に車に乗ってどこかへ出かけることはよくあると思います。車内だからペットの自由にさせてあげたいかもしれませんが、膝に乗せたり、暴れた時に安全な運転が阻害される可能性がある場合は道路交通法に違反する可能性があります。また、車内放置も虐待とみなされる可能性があります。

引っ越しを行うと転出届や転入届が必要ですが、ペットにおいても必要な手続があります。犬の場合はマイクロチップの登録情報を変更することや鑑札を交換する必要があり、猫の場合はマイクロチップの登録情報の変更があります。忘れてしまうと迷子になったときに大変ですので必ず済ませておきましょう。

飼い主さんの死亡、入院、認知症等が発生した際、残されたペットはどうなるのでしょうか。ご家族がいればよいですが、お一人で暮らしていると残されるペットの生活は保証されません。いざというときでもペットの安全を確保するためのペットのための後見について解説いたします。