ペットグッズをネット販売するのに必要な資格や注意点を解説

日常
東京都江東区のペット法務専門行政書士事務所です。
お気軽にお問い合わせ下さい。

ペットグッズのネット販売

・手作りのペットグッズをネット販売してみたい

ペット用の服やベッド、おもちゃなどをネットで販売していることがあります。器用でセンスのある方の商品は一般的に販売されているものと違った魅力があり、気になったことがある人もいるかもしれません。自分も販売してみたいと思ったとき、どんな要件が必要なのでしょうか。

本コラムはペット法務専門の行政書士が執筆しております。

ペット・動物に関する法手続きの専門家ですのでご安心下さい。

本コラムではペットグッズをネット販売するのに必要な資格や注意点を解説いたします。

結論を言うと、ペットグッズのネット販売においては特に必要な資格はありません。ただし、ペットフードに関しては届出が必要な場合があります。

特に必要な資格はない

ペットグッズの販売には特に必要な資格はありません。お洋服やおもちゃを手作りして販売しても問題有りません。ネット上で売買する場合は特定の情報を記載しなければいけない決まりはありますが、メルカリ等のプラットフォームを使用していれば必然的にそういった情報は記載することになるので特に心配要りません。

事業として行うのであれば開業届は必要なので税務署に提出してください。

ペットフードは注意

ペットフードを販売する場合、販売自体には問題ありませんが、製造もしているのであればペットフード製造業者の届出が必要になります。法人・個人は問いません (愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律 | e-Gov法令検索)。

ペットフードを開封して小分けに包装し販売する場合は届出が必要になります。また、ご自身で作られ、それを包装して販売する場合も同様に必要になります。販売する際には法律で定められた5項目の表示義務があります (愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律の施行について)。

  1. ペットフードの名称
  2. 賞味期限
  3. 原材料名
  4. 原産国名
  5. 事業者名及び住所

おわりに

本コラムではペットグッズをネット販売するのに必要な資格や注意点を解説いたしました。

ペットフード以外であれば基本的には何もなしで販売することができます。ペットフードの場合は注意が必要で、場合によっては届出を行って下さい。どんなものを販売するにせよペットが誤飲したり、体調を崩すおそれがないように気をつけましょう。

タイトルとURLをコピーしました