ペットと一緒に引っ越す際の必要手続き

飼い主さん向け
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はじめに

Q
引っ越しをする予定だけど、ペットに関してはどんな手続が必要?
A

マイクロチップ等で登録を行っている場合は登録事項変更届を出す必要があります。また、鑑札がある場合はその交換を行います。注射済票は大事なものなので引っ越しの際に紛失しないように気をつけてください。

ペットを飼っている方が引っ越しを行う場合は、転出届や転入届等の通常の手続に加えて、ペットの種類によって追加で手続が必要な場合があります。これら手続を忘れてしまうとペットが迷子になったときなどに飼い主さんの元に帰ることが出来る可能性が下がってしまいます。

本コラムはペット法務専門の行政書士が執筆しております。

ペット・動物に関する法手続きの専門家ですのでご安心下さい。

本コラムではペットと一緒に引っ越しをした際に必要な手続について解説いたします。これから引っ越しを考えている方や、最近引っ越した方は是非ご確認下さい。

結論を言うと、必要なのは登録事項変更届、鑑札・注射済票です。

対応が必要なもの

登録事項変更届

犬や猫の場合はマイクロチップを装着していることがほとんどだと思います。マイクロチップには飼い主さんの情報が紐づけられており、そこには飼い主さんの住所も登録されています。引っ越しを行った場合は速やかに住所情報を変更しましょう。

ここの住所情報を変更していないと、ペットが迷子になったときにマイクロチップから読み取れる情報が古いため飼い主さんを見つけることが困難になる可能性があります。

登録証明書に記載の事項が必要になるので用意します。変更は「犬や猫の飼い主の手続一覧」のサイトでご確認下さい。

鑑札と注射済票

鑑札

登録を行うと鑑札が交付されます。鑑札は引っ越しの際には交換してもらわなければいけません。現在の鑑札を持って、引越し先の自治体に交換してもらいましょう。なお、マイクロチップの登録を以て鑑札としている場合には不要です。

注射済票

狂犬病の予防注射を受けた証拠である注射済票は直接的には対応不要ですが、年に1回受けなければいけないものです。引越し前に受けていれば証拠になりますのでなくさないようにしてください。紛失した場合は予防注射を受けた動物病院にご相談下さい。

猫の場合

猫の場合はマイクロチップを装着している場合に変更登録が必要ですが、それ以外は特にありません。

おわりに

本コラムではペットと一緒に引っ越した際に必要な手続きに関して解説いたしました。

引っ越しでは荷物の梱包や転出・転入届などやることがたくさんあり大変ですが、ペットにも手続がありますので時間を捻出しておきましょう。

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