ドッグトレーナーとして開業するために必要な資格等を解説

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ドッグトレーナーとして開業

犬にしつけを行うドッグトレーナーはペットの数が増えてきている現状では需要のある業と言えるでしょう。

また、訪問型のドッグトレーナーであれば、施設等を持たなくて済むため、初期投資が少なくても独立できるところも魅力の一つです。

一口にドッグトレーナーと言っても次のようにどういったトレーニングをするかは種類があります。

  1. 家庭犬のトレーニング
  2. タレント犬のトレーニング
  3. 介助犬のトレーニング
  4. 盲導犬のトレーニング
  5. 聴導犬のトレーニング
  6. 警察犬のトレーニング
  7. 災害救助犬のトレーニング
  8. 空港検疫犬のトレーニング
  9. 麻薬探知犬のトレーニング
  10. 爆発物探知犬のトレーニング

主には家庭犬のトレーニングになるかと思います。

続いて、ドッグトレーナーとして開業するために必要な資格等を解説します。

ドッグトレーナーに必要な資格等の要件

ドッグトレーナーと称する資格

ドッグトレーナーであると周りに示すために必須の資格はありません。国家資格もありません。

しかし、多くのトレーナーは民間資格を何かしら取得していますし、お客さんも何か資格を持っている人に依頼するのが普通でしょう。

家庭犬のトレーニングで有名どころは日本ドッグトレーナー協会が主催のドッグトレーナーライセンスなどがあります。

動物を取り扱う事業を行うための要件

ドッグトレーナーとして独立開業するには第一種動物取扱業の登録を受けなければいけません。

第一種動物取扱業とは、簡潔に言うと、動物を介在させるビジネスで必要となる要件です。ドッグトレーナーの場合は取扱種別として「訓練」で登録を受ける必要があります。また、ペットシッターのように動物を一時的に預かる場合は「保管」の登録も追加で必要となります。

また、第一種動物取扱業の登録を受けるための要件の一つに動物取扱責任者の選任があります。動物取扱責任者は事業所毎に専属で常勤の職員から選任しなければいけません。ただ、第一種動物取扱業者自身が兼任することは可能です。

第一種動物取扱業及び動物取扱責任者に関しては以下のコラムで詳細に解説しております。

送迎を有料で行う場合

お客さんの元へ車などでお迎えに行き、犬を訓練場等の施設まで送迎する場合、それを有料で行う時は追加で必要な許可・届出があります。価格は同じでもサービス内容に差異がある場合も必要です。

送迎の場合、来客の場合、いずれにせよ料金やサービス内容に差異がない場合は不要です。

こちらに関しては以下のコラムで詳細に解説しております。

おわりに

本コラムではドッグトレーナーとして開業するために必要な資格等を解説いたしました。

仮にペットシッターのように動物を預かる場合は施設に関する要件も出てきますのでご注意下さい。

事業を始める時は何かと準備するものが多く忙しいものです。

第一種動物取扱業の登録申請のように、手続き、書類の作成等でお困りの場合は是非当事務所までご依頼ください。とりあえず話を聞いてみたいといった温度感でも大歓迎です。お問い合わせお待ちしております。

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