鳥カフェを開業するために必要な資格や法手続きを解説

事業者さん向け
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はじめに

Q
鳥カフェを始めたいけど、何か必要な資格や手続きはあるの?
A

鳥カフェを開業するには主に第一種動物取扱業の登録と飲食店営業許可が必要になります。

鳥と触れ合うことができる鳥カフェはドッグカフェほどの数はないものの、鳥好きには貴重なふれあい場です。では、鳥カフェを始めたい場合はどんな手続や資格が必要なのでしょうか。

本コラムはペット法務専門の行政書士が執筆しております。

ペット・動物に関する法手続きの専門家ですのでご安心下さい。

本コラムでは鳥カフェを開業するために必要な資格や法手続きを解説いたします。

開業に必要な要件

第一種動物取扱業

動物を扱う業はほとんどの場合第一種動物取扱業の登録を受ける必要があります。鳥カフェの場合は、鳥がお客さんと触れ合う場合でも展示されているだけの場合でも「展示」業の登録を受けなければいけません。

第一種動物取扱業に関しては以下のコラムで詳しく解説しております。

動物取扱責任者

また、第一種動物取扱業の登録を受けるための要件の一つに動物取扱責任者の選任があります。動物の不適切な飼養を防ぐために、各事業所には1人以上動物取扱責任者を常勤の職員から選任しなければいけません。

動物取扱責任者として選任されるためには、獣医師免許や愛玩動物看護師免許の他、一定の学校卒業と実務経験や、一定の資格と実務経験など複数の選択肢があります。詳しくは以下のコラムで解説しております。

施設と設備

動物を扱う以上は、動物に適した施設、設備を用意しなければいけません。鳥カフェでは鳥を扱いますので、鳥が問題なく羽ばたけるだけの空間を用意するなどの規定があります。詳しくは以下のコラムで解説しております。

飲食店営業許可

市販品をそのままお客様に提供する場合などの限定的なケースを除き、カフェを営むには飲食店営業許可を取得する必要があります。

飲食店営業許可を取得するには食品衛生責任者を設置する必要があります。また、規模により防火管理者を用意しなければいけません。貯水槽等から水を引いている場合は水質検査成績書も必要です。

詳しくは以下のコラムで解説しております。

おわりに

本コラムでは鳥カフェを開業するために必要な資格や法手続きを解説いたしました。

犬や猫より規制は緩いですが、命ある生き物を扱っている以上、鳥にとって快適で適切な環境を用意するようにしてください。

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